奈良でしか買えないオーガニックケア
爽やかなハーブの香りになめらかな肌ざわりの2017年夏に発売された「エルヴナチュラ」のハンドクリーム。
社長の松川は奈良県生まれの奈良県で育ち。東京、大阪で国内大手化粧品会社や外資系ブランドに長年勤務。マーケティングから商品開発、工場ラインや小売り現場まで知り尽くす化粧品のプロフェッショナル。
「化粧品もなんでも東京発信、という風潮に疑問がありました」。
自分ができることはなにか、と地元の創業塾で学び一念発起。長年培ったスキルや人脈を生かし奈良独自の和漢化粧品を、と考えました。
「そのために友人の農園を手伝ったんですが、そこで農業の大変さを痛感しました。農家の方は朝から晩まで働いても苦労が報われない…。農家の方に報いることができる化粧品を、と強く思いました」。
その頃、県でも奈良の和漢推進プロジェクトを開始。しかし開発商品にはこんな声も上がっていたそうです。「やはり全国的には売れない…」。
これを聞いた時、松川には逆転の発想が!「全国で売れないということは“奈良でしか買えない”ということ。それはブランド力になります」